エリクソンの「心理社会的発達理論」による発達段階の特徴は、• 服の着脱、排泄、食事の仕方など基本的な生活習慣が身についているのかという視点はとても大事です。
20この時期は以下の3つの認知機能が発達します。
このことから、乳児期の心理的課題はポジティブな要素である「基本的信頼」とネガティブな要素である「不信」に設定されています。
心理社会的発達理論の特徴をざっくりまとめると以下の3つです。
『人間が健全で幸福な発達を遂げる為に各発達段階で達成しておくことが望ましい課題を発達課題という。 もちろんこの表があくまでも目安となっており、全員がこの通りに成長をしていくのかと言われるとそうではなく、子供の性格や親の子育てに対する考えや環境などいろいろなことに左右をされます。
19しかし、発達というのはよくできており、飛び級などをすることはありません。
集団でのかかわり クラス全員が集まって話を聞く、一緒に楽しむなど集団での集中力が続く時間はどのくらいなのか? また、集団で遊ぶことができる時期を抑えると提供をする遊びも変わってきます。
一方、失敗や叱責、勝負への敗北を経験する(劣等感)。
例えば、この時期の子どもはトイレットトレーニングを受けます。 筋肉と脂肪の増加充実によって体重が増加し、骨の伸長によって身長が伸びるという発達が観察されます。 つまり、 人と独立した<現実>は存在しない。
11まとめ. 子どもの様子を見ると、十分に愛情を注がれて愛着関係が形成されているかどうかが分かることも多いので注意して観察することも重要です。
あくまでも発達は目安となっており、その子どもを多面的に見て、個性を見て上げてほしいと思います。
ピアジェが唱えた「発生的認識論(genetic epistemology)」は、教員だけでなく、看護師や保育士を目指す人たちにも学ばれています。
前歯で食べ物を噛み切る。 乳児期から幼児期への移行の年齢には幅があり、それはこの時期の子どもの移行が明確に区分することが難しく、移行期が長いためです。 そして、親密な関係性になった異性と結婚して家庭を築き、子どもを儲けて、親としての義務や責任も果たしていくことになります。
玩具を押して動かす。
もし、先生には相談しにくい…、または明日までに仕上げなければならない!と言ったような急を要するという場合には、実際に経験をつんだ看護師にネットで相談できる『 ココナラ』というサイトもあります。
20代~30代 中年期・壮年期 ~社会の中核を担うと共に、次世代の教育をし一線を退く準備をする。
愛着の形成• 人間は、一生の間、絶える事なく変化をし続けるという前提に立ち、その継続的な変化の仕組みと実際の状態について調査・研究するのが 発達心理学と呼ばれる分野になります。 実証主義の場合、教師の役割は、 生徒の心に情報を「書き写す」ことです。 胎内から胎外へと生活の拠点が変化します。
19その課題が成功(ポジティブ)または不成功(ネガティブ)かで、その人の成長具合を判断する• エリクソンの発達段階の理論〜小児期の発達段階における課題 小児の看護をしていく上で発達段階を考慮していくことは大切です。
形式的操作期にいる子どもは、頭のなかだけで考えて答えを出せます。
公認心理師試験の出題歴 エリクソンの発達理論は、第1回公認心理師試験に出題されました(正答は 赤字)。
ADHD、自閉症スペクトラム障害 ASD 、学習障害 LD などの言葉を聞いたことはありませんか? 最近保育園でも増えているグレーゾーンと呼ばれる子供たちもふくまれているのかもしれません。 成人期は、勤務先など自分が所属する社会の中で義務や責任を担い、友人や恋人と親密な関係を築く時期とされ、親密性の獲得が発達課題となっています。
近年では虐待や育児放棄も社会的な問題となっており、子どもの健全な発達に大きな影響を与えていると言われています。
自分が小さい頃を振り返ってみると、覚えがあるのではないでしょうか。
幼児期・早期児童期(0~6歳) 歩行の学習、固形食接種の学習、しゃべることの学習、排泄の統制を学ぶ、性差及び性的な慎みを学ぶ、社会や自然の現実を述べるために概念を形成し言語を学ぶ、読むことの用意をする、善悪の区別を学び良心を発達させ始める 中期児童期(6~12歳) 通常の遊びに必要な身体的技能を学ぶ、成長しつつある生態としての自分に対する健全な態度を身につける、同年代の者とやっていくことを学ぶ、男女それぞれにふさわしい社会的役割を学ぶ、読み書きと計算の基礎的技能を発達させる、日常生活に必要な様々な概念を発達させる、個人としての自立を達成する、社会集団や社会制度に対する態度を発達させる 青年期(12~18歳) 同年代の男女と新しい成熟した関係を結ぶ、男性あるは女性の社会的役割を身につける、自分の体格を受け入れ身体を効率的に使う、親や他の大人達から情緒面で自立する、結婚と家庭生活の準備をする、職業に就く準備をする、行動の指針としての価値観や倫理体系を見につける(イデオロギーを発達させる)、社会的に責任のある行動を取りたいと思いまたそれを実行する 早期成人期(18~30歳) 配偶者の選択、結婚相手と暮らす事の学習、家庭を作る、育児、家の管理、職業の開始、市民としての責任を引き受ける、気心のある社交集団を見つける 中年期(30~60歳) 10代の子供が責任を果たせる幸せな大人になるように援助する、大人の社会的な責任、市民としての責任を果たす、職業生活で満足のいく地歩を築きそれを維持する、大人の余暇活動を作り上げる、1人の人間としての配偶者との関係を築く、中年期の生理学的変化の受容とそれへの適応、老いていく親への適応 老年期(60歳~) 体力と健康の衰退へのの適応、退職と収入の減少への適応、配偶者の死に対する適応、自分の年齢集団の人と率直な親しい関係を確立する、柔軟なやり方で社会的な役割を身につけそれに適応する、満足のいく住宅の確保. 定位行動 定位行動は、 愛着関係を築いた相手がどこにいるのかを確認する行動です。